サンゴ飼育は初心者でも可能!!

サンゴ飼育は初心者でも簡単に飼育すること可能となっています。

海の中に見えるサンゴってほんと綺麗ですよね。

サンゴを自宅で飼育してみたいんだけど。

何から始めて良いかまったく分からない人いませんか?

そんな方のために、サンゴの飼育が始められるよう紹介します。

参考に読んてみて下さい。

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サンゴ飼育は初心者でも可能なのか?

結論から言うと、サンゴ飼育は初心者でも始められます!
これまで熱帯魚しか飼育したことがない人や、サンゴをお店、水族館でしか見たことがない人でも、正しいサンゴの飼育に関する知識や道具の使い方、メンテナンスを学ぶことで飼育可能となっています。

特に今回は、サンゴを初めて飼育する初心者向け
おすすめのサンゴを紹介していきたいと思います。
今回、紹介するサンゴは海水魚が飼育できる水槽の環境があれば飼育しやすい丈夫なサンゴを紹介します。

初心者が飼育しやすいサンゴでも、見た目が綺麗なサンゴばかりなので、見てるだけで楽しいですよ。

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サンゴ飼育の初心者が扱うサンゴの種類とは

⇒サンゴの飼育がしやすい条件とは

サンゴは、動物の一種で「刺胞動物」と呼ばれているそうです。
また、初心者が気になることとしては、「サンゴはエサを食べるのだろうか?」

サンゴは、ポリプ(小さな個体)と言われるものが、単体のものと、複数集合したポリプがあるものが存在します。
口があるサンゴは、エサを食べますが、サンゴの多くの種類は、褐虫藻(植物プランクトンの一種)を体内に共生させることで光合成を行って、エネルギーを得ています。

光合成を行うので、直物のような仕組みを備えています。
つまり、サンゴは植物を育てるイメージに近いので、強い光が重要になります。
また、地球の7割を占める海に生息しているサンゴはきれいな海水も必要になります。
まずはじめに、初心者がサンゴの分類を覚えるのに、

「ソフトコーラル」「ハードコーラル」

の2種類があります。
この用語は、サンゴ飼育をしている人達の共通の言葉なのでしっかり覚えておきましょう。

ソフトコーラルとは硬い骨格がなく柔らかく、ダメになってしまうと溶けてしまうサンゴ。
ハードコーラルは、硬い骨格を持っていて、ダメになると骨格が残るサンゴ。
よく砂浜に落ちているサンゴがこれにあたります。

初心者がサンゴを飼育するには、ソフトコーラルがオススメとなっています。

初心者でも飼育できるハードコーラルはありますが、最初は考えないでおきましょう。
ソフトコーラルが長期的に飼育出来るようになったら、
ハードコーラルの飼育も行ってみると良いかもしれませんね。

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サンゴ飼育の初心者が用意するもの

サンゴ飼育しやすサンゴの種類が分かりました。

次に、道具や設備が必要となります。

それでは、最低限必要な物を紹介していきます。

水槽

まず、サンゴを飼育するために絶対必要なアイテムの一つになっています。
これがないと、何も始まりません。

水槽と言っても、皆さんがイメージするのはガラス?それともプラスチック?

サンゴを飼育している人達は、ガラス製かアクリル製のどちらかを好んで使っています。
いきなり初心者が120cmとか大きな水槽は選択しないかと思います。
アクリル水槽を選択好む人は、120cmを超えるような大きな水槽を使うときに利用しています。

逆にガラス製の利点としては、水槽の表面に石灰藻(せっかいそう)のように硬くて取りずらいものをスクレーパを使いガシガシ落とすことができるのものとなっています。

なので、初心者はまずガラス製を選ぶと良いでしょう。
自宅で水槽を置くスペースが広く取れるなら、60cm以上の水槽を使う事でサンゴ飼育がしやすくなると思うので安心して長期飼育が可能となっています。

水槽台

水槽台はあると便利かと思います。
高さがあるので、鑑賞しやすいことや下にろ過装置等を収納することが出来るので
見た目がスッキリします。

気を付けることは、頑丈な水槽台を用いるようにして下さい。

3段のカラーボックスとか安くて使いやすいかと思いますが、絶対に使わないで下さい。

カラーボックスが壊れて自宅がビショビショになりサンゴを飼育するどころではなくります。

考えてみてください。
例えば60cm水槽を使う場合
60×30×30=54000cm3(54リットル)
つまり、海水だけで約54kgになります。(水面まで入れた場合ですけどね。)
これに加えて水槽の重さが入るので、見た目以上に思いことが分かりましたでしょうか。
なので、水槽大を選ぶ際は注意してくださいね。

・ろ過装置

ろ過装置は、簡単に言うと水素の海水を綺麗に維持するために必要なものとなっています。

ろ過装置と言うと、大きく2種類に分かれます。
外部ろ過フィルタと呼ばれるものと、プロティンスキマーになります。

外部ろ過装置は、おそらく淡水魚、海水魚を飼育して経験があれば利用したことがあるかもしれません。

ただ、この外部ろ過装置自体は汚れなどは取り除き海水の見た目は綺麗にするのですが、
密閉となっているため、バクテリアが必要としている酸素が不足することがあります。

また、栄養塩が(硝酸塩、リン酸塩等)が蓄積されるとサンゴ飼育では成功しないことが多々あります。

そのため、栄養塩が蓄積しないように設備の選定をしっかりと行う必要があります。
次にプロティンスキマーは、淡水水槽では使う機会がなく海水水槽のみで使用可能となっています。

プロティンスキマーを使った時は、正直感動しました。

なぜかと言うと、栄養塩になる前の物質自体を取り除くことが出来るので、栄養塩を出来にくくする装置となっています。

また、酸素も多く取り入れることが可能となっているので、お金に余裕がある人はプロティンスキマーを使うとよいでしょう。

よって、外部ろ過装置のみを利用するとなると、魚の個体数を減らすことはもちろんのこと
サンゴを長期飼育するのは難しいかもしれません

この2種類の装置両方使う事で、魚の数も減らさずにサンゴを飼育出来るので安心できます。

もちろんのことですが、この2つの装置そ使っているからと言って、水替え自体をサボったらすぐにサンゴの機嫌悪くなり、一定期間ポリプが開かなくなることがあるので注意しましょう。

どの装置もメリットデメリットはあります。
自分が海水水槽で行いたいことをしっかりと考えてから、それに応じたろ過装置等を選定していきましょう。

ちなみに私は、サンゴのみを飼育しているのでベルリンシステムのプロティンスキマーを使っています。

照明

「家の照明付いているけどダメなの?」
と思われるかたも中にはいるかもしれません。

そもそもサンゴには、浅場にいるものや深場にいるものがいます。
そのため、さまざまな波長を含んだLED照明を用いてサンゴの健康状態を長期的に飼育することを可能にし、サンゴ色も際立てることが出来ます。

一般的なLEDとサンゴ用のLEDの大きな違いは、実際に見えている色の中に多くの波長が混ざりあってその色を発しているかどうかになります。

サンゴは、波長が混ざりあった色を好むため飼育用のLEDを購入するようにして下さい。

値段が安く。色の見た目だけで選んでは後悔することになります。
私みたいに、サンゴ飼育を始めて間もない頃、照明代をケチってたせいでサンゴをダメにしてしまいます(泣)

LED照明には、システムLEDと呼ばれるものが人気ではあるんですが高価なものになっています。

始めてサンゴを飼育する人は、サンゴの種類によって飼育しやすいものもありますのでここまで高価なシステムLEDを購入する必要はないかと思います。

⇒サンゴ飼育のしやすい種類とは

もちろん、高価なものだけあっては調整する機能が充実しています。

例えば、波長や照明の強さを飼育しているサンゴに合わして調整することができます。

しかも、自分が使っているスマホから調整することが出来るのですごく重宝します。

ひと昔前は、正式名メタルハライドランプと呼ばれる、略してメタハラと呼んでいたものを
サンゴを飼育する照明器具として主に利用していました。

メタハラが主として使われていた時代は、LED照明器具はなかったのでサンゴを飼育する人は皆、メタハラを選択し使っていたそうです。

このメタハラは今でも使われています。

なんと言っても、光の強さが桁違いであったり、波長も太陽の光に近いこともあってサンゴを飼育するなら文句のつけようがないくらい素晴らしい照明器具となっています。

しかし、2つデメリットがあります。

光が強いことから熱効率が悪いので、大きな消費電力を使うため

海水へ熱の放出があること
消費電力が大きいため、費用が高い

これらの理由からサンゴを飼育する際に使う照明はLEDを使う人が多くいます。

そんな中、メタらはの安定感を支持しているサンゴ飼育達は今でも利用していることは言うまでもありません。

照明時間に関して、サンゴを飼育する上でずっと照明を当ててはいけません。
間違いなくサンゴがダメに弱ってしまいます。
照明のオンオフを調整するタイマーも販売されているので、忙しい方はぜひ購入しましょう。

照明時間としては、1日8時間から10時間を目安に行います。

また、茶ゴケが発生しているようなら照明時間を減らして様子をみるのもいいでしょう

人口海水

こちらもサンゴを飼育する上では、なくてはならないものとなっています。

現在販売されている人工海水は優秀なものが多いので近くのショップで売られているものを購入するといいでしょう。

サンゴ飼育の難易度が高いものになると、人口海水に含まれている基礎成分を気にする必要があります。

⇒サンゴの種類別難易度

選ぶ基準としては、カルシウム、マグネシウム等の配合が強化されていて、サンゴ飼育をメインとして作られている製品がオススメとなっています。

・ヒータ・クーラー

ヒータは比較的に小さな水槽に使われ、クーラーは大きめの水槽に使われます。

サンゴを飼育するために上記で説明したとおり、強い照明を使うので海水温度が上昇しないよう調整する必要があります。

ヒータは、比較的安価に購入することができるのですが、クーラーは、容量によってはすごく効果なものになります。

そのため、水槽にちょうど良いくらいのクーラーを購入して後悔する人がいますので、水槽の大きさより少しゆとりをもってクーラーを購入するとよいでしょう。

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サンゴ飼育の初心者におすすめなソフトコーラル!

初心者には、長期的に飼育しやすサンゴをお勧めします。

いざ飼育してすぐサンゴがダメになってしまうと。。。

自信無くしちゃいますよね。

そんなことから。

初心者はまず、ソフトコーラルから始めましょう!!

スターポリプ


お店の人はよく「スタポ」と言っています。
和名は「ムラサキハナヅタ」。
スターポリプは、緑の芝生のような見た目でゆらゆらと揺れており、綺麗なサンゴとなっています。
ポリプの色であったり、長さには販売元によって、若干違いがあります。

初心者が飼育するといっても、とても簡単で海水魚が飼育できるような環境であれば問題ありません。

特別なことは必要としませんが、強い光を当てた方が成長速度もよく、綺麗なサンゴへと育ちます。

1点気を付けるとすれば、スターポリプの上にゴミが溜まらないようにしましょう。
これは、サンゴを飼育する上では共通点となっています。

また、早くサンゴを増やしたいなら、液体タイプの添加剤を使うことで、
急成長が見込めるので飼育がより楽しくなります。

ちなみに、スターポリプの色はグリーンが強く出ているほど値段が高くなります。
その分、見た目が美しく、サンゴ飼育者には人気となっています。

ディスクコーラル

名前のとおり、円盤の形をしていることからディスクコーラルと呼ばれています。
こちらのサンゴも初心者が飼育しやすく、カラーバリエーションが豊富なサンゴとなっているため、飼育していて楽しませてくれます。

初心者が飼育する上で、水質変化や汚れにもかなりの耐性があるため容易だと思います。

こちらもスターポリプと同じく、強い光や強い水流は必要としませんが、
強い光をあてた方が成長速度が早く、色が綺麗になります。

飼育している中で、サンゴがダメになってもよほどのことがないと、
溶けてなくなることがないので、安心して初心者でも飼育することができます。

私の失敗談としては、サンゴを飼育して間もない頃、ゴミが溜まらなようにディスクコーラルに直接水流を当てて飼育したせいで、岩から剥がれて何度も迷子になっていました。その度、ディスクコーラルを接着剤でくっつけようとしたのですが、なぜか剥がれてしまった経験があります。調べて見ると、ディスクコーラルは接着剤でくっつけることは難しいようで
水流が弱い箇所で岩に活着するまで待つしかありません。

皆さんは直接水流を当てることは、控えましょう。
色、形といろいろバラエティに富んでいるため自分の好みに合わしていくつか購入してみてはいかがでしょうか。

マメスナギンチャク


こちらも、サンゴを飼育する初心者に入門向けのサンゴとなっています。
見た目が花畑のようで、サンゴ飼育者には「マメスナ」と呼ばれています。
マメスナは、サンゴの種類なのですがイソギンチャクに近い仲間だとも言われています。
初心者が飼育することも簡単で、海水の水質の変化等にもすごく非常に強いサンゴとなっており、カラーバリエーションが多く、色々なカラーを集め増やしていくことで楽しみが倍増します。

光に関しては、上で挙げたサンゴと同じく、強い光はそれほど必要としませんが、成長速度や発色を良くするためには、

サンゴ用の照明が必要となります。
水流は必要としないので、水流が必要とするサンゴとのバランスを考え、マメスナギンチャクには強い水流が当たらないように心掛けましょう。

沖縄、海外(ベトナム、中国、インドネシア)等から輸入されてきており、
色のバリエーションが豊富なので、見比べてみるのも楽しみの一つかもしれません。

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