【正直不動産】地面師の正体とは?永瀬の大活躍で会社を守った!

正直不動産に出てくる地面師の話です。

地面師は、他人の土地をあたかも自分の土地であるかのように売買契約し収益を得る集団となっています。

不動産業界で働いている人でも地面師に遭遇するのはレア。

そんな中、偶然にも永瀬は地面師らしきお客に遭遇してしまうのです。

お客は会社経営をしており、業績悪化のため土地の売却を希望。

そもそも、不動産を扱うプロが地面師ごときにだまされることはないはず・・・。

果たして永瀬は地面師だと見破ることはできるのでしょうか。

正直不動産は、不動産業界を分かりやすく描いています。

そのため、不動産に関して素人でもとっつきやすい作品です

ぜひ、読んでみてください。

⇒正直不動産のドラマキャストを紹介!山下智久が主役で登場!?

スポンサーリンク

【正直不動産】地面師を見破れたのか?

結論から言うと、永瀬は地面師に騙されませんでした。

一連の流れをみていきましょう。

交渉の相手は、同族経営で兄弟二人組。

永瀬は購入前に内金を払うことになっていました。

兄弟との交渉が進み、内金の振込直前になっても永瀬はなぜか不安でした。

不安を解消するため、会社の事務所に出向き確認することに。

永瀬は内金の振込期限が間に合わないと理由をつけ、時間稼ぎします。

弟が買い手はほかにもいると言い放ち、永瀬に対してプレッシャーを与えます。

その間、兄弟は何か話あっている様子。

兄弟からの提案として、司法書士に仮登記を行えば安心だろうと永瀬に持ち掛けたのです。

仮登記

対抗力(第三者に対抗するための権利)はないが、将来の本登記する際に優先順位を確保するための予備的な登記のこと。

突然、いつもの「正直なことしかいえない」風が吹いたのです。

「あなたたち、本当は地面師なんじゃないですか?」

お客相手にさすがに言ってはいけないことは言ってしまったのです。

案の定、お客を怒らせてしまいます。

兄弟はパスポートを見せ、本人確認を行ったはず・・・。

それなのに疑われているなら、名誉棄損で訴えると言い出したのです。

永瀬は事務所を追い出され、土地を買うことはできなくなりました。

お客との信頼関係を完全に失ってしまったのです。

翌日謝るため事務所を訪れると・・・。

お客と思っていた人達は跡形もなくいなくなっていました。

もちろん、携帯へ電話しても繋がるはずもなく。

あと少しで永瀬は地面師に騙されるところでした。

それにしても、不動産のプロをだます地面師は恐ろしいです。

なぜ永瀬はお客との交渉に不安がっていたのでしょうか。

スポンサーリンク

【正直不動産】地面師には2つの違和感があった?

1つが「似合わないスーツ」。

永瀬は社長と相談し、土地を買うための上限金額を決めていました。

しかし、お客はこちらの考えを見抜いたように、上限ぎりぎりを提示してきたのです。

永瀬は過去の自分が行ってきたやり口と似ていることに気づきます。

(©『正直不動産』)

不安になった永瀬は、桐山を呼び相談に乗ってもらうことに。

すると桐山もこの案件の交渉を行っていたことが分かったのです。

なぜ、この案件から手を引いたのか問いただすと

桐山がぼそっと、

「似合わないスーツを着た人たちとは仕事をしたくない」

永瀬もふと兄弟が着ていたスーツのことを思い出し、違和感だったことを思い出します。

もう1つが「お饅頭の中身はつぶあんよりこしあん」

永瀬はお客の事務所へ訪問する前に近くの不動産屋を探していたのです。。

事務所を管理している不動産屋なら兄弟がどうい人なのかわかるはず。

ちょうど事務員が年始に兄弟とあっていました。

お客が手見上げにお饅頭をもってきたときの出来事を話してくれました。

饅頭の中身の話をしていたら、「つぶ餡よりこし餡よね」と盛り上がったエピソード。

永瀬が兄弟と会った時は、「饅頭はつぶ餡に限る」と逆のことを言っていたことを思い出します。

些細なことかもしれないが、永瀬はこのことに違和感を持ち不安だったのです。

これらの違和感があったからこそ、地面師にだまされなかったかもしれませんね。

今回の地面師はどういったグループだったのでしょうか。

スポンサーリンク

【正直不動産】地面師の正体は?

実のところ兄弟の会社は、実際にありました。

ただ、永瀬が交渉していた人とはまったくの別人だったのです。

つまり地面師は、なりすましを行っていたことが分かります。

一体どういことでしょうか?

永瀬が訪問した事務所は本物に間違いありませんでした。

土地と事務所はちゃんと保有しています。

問題があったのは、土地や事務所ではなかったようです。

税金逃れるために作られたペーパーカンパニーにこそが問題となっています。

地面師グループは、こうした税金逃れを行っている会社を装い報酬を得ていたのです。

今回もたまたま「正直なことをいう」風が吹いたおかげ・・・。

社長は、永瀬のように言えたらとつぶやきます。

登坂社長は過去に地面師にだまされていた過去があったのです。

スポンサーリンク

【正直不動産】社長は地面師に騙されていた!

今回、永瀬はたまたま地面師に騙されませんでした。

登坂社長は、独立前に大手不動産会社で働いていた過去があります。

辞めた理由は、地面師にだまされたことが原因。

何があったのでしょうか?

当時、登坂は上司や同僚、後輩から慕われ出世頭でした。

ある不動産売買契約での出来事です。

地面師だと気づいた登坂は、上司に忠告していました。

しかし、上司は売り上げを達成したい思いで強行的に契約を進めさせたのです。

登坂が思っていたとおり交渉の相手は地面師でした。

なんと上司は、登坂1人に責任をすべて負わせることに。

出世レースから外れ、同僚からもバカにされました。

上司の機嫌をとり出世するような会社は、登坂にとって不要でした。

そのままの勢いで会社を辞め、登坂不動産を立ち上げました。

スポンサーリンク

【正直不動産】地面師のまとめ

永瀬は、地面師にお金を振り込む前に気づけて良かったです。

「正直なことをいう」風が味方してくれました。

結果、登坂不動産に被害を出さずに済みましたが、本人は地面師との時間を費やしことで売り上げは散々なことに。

登坂社長が2度も地面師に騙されるところを永瀬が救ったのです。

永瀬が大活躍したことに間違いはないでしょう。

他にも永瀬が活躍した出来事があるので参考にして下さい。

⇒ペアローンで購入した夫婦の結末は!?

⇒交代多し物件から女子大学生を救う?

↓本記事を読んだ人にオススメ↓
正直不動産のあらすじを初回から最終回まで紹介!

タイトルとURLをコピーしました