
本記事では、正直不動産に出てくるフルコミについて紹介しています。
ある日突然、永瀬が務める会社に黒須という男がフルコミで入社してきました。
黒須は、藤原課長が引き抜いた男です。
黒須は営業成績をどんどん伸ばし、社内でトップになります。
しかし、永瀬は黒須の傲慢なやり方がどうも気に入りません。自分の利益だけを考えて行動しているようにしか思いませんでした。
中には、黒須の給料をうらやましく思う社員がフルコミとして働くことになります。
果たして、一般社員からフルコミへの変更はどうなるのでしょうか。
とういうわけで、今回は正直不動産に出てくるフルコミについて紹介します。
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【正直不動産】フルコミとは?
フルコミは、「フルコミッション」の略で完全歩合制のことです。

銀行とのやりとり、契約後に発生したトラブルに関してすべて一人で対応しなければなりません。
次に給料の話です。
一般社員は固定給があるのに対して、フルコミで働く社員は固定給がありません。
場合によっては、1件も成約ができなければ給料0円となります。
ただ、一番のメリットは、歩合です。
一般社員は、月のノルマを超えた部分に対して一定の歩合給が発生します。
永瀬が務める会社の場合、一般社員が歩合15%に対して、黒須は80%の歩合給。
すごい差がありますね。
言い換えれば、フルコミは自分の実力を試すことができます。
永瀬もフルコミとして営業の腕を試したかった過去があったようです。
【正直不動産】フルコミに切り替えた社員が誕生!
フルコミで働く黒須の羽振りの良さに魅力を感じた社員がいました。
それは、永瀬の教育係りだった菅沼。

しかし、黒須のようにうまく成約が出来ずにいました。
ふたを開けてみると、先月の給料7万円とフルコミになる前よりだいぶ下がったのです。
私物を売り払って、家賃を支払う始末。
さらには、夜の工事バイトを始め生活費を工面するようになります。
菅沼が思っていた現実とは、かけ離れていたのです。
菅沼は黒須にアドバイスを聞いたことで、悪い方向へと進むのでした・・・。
【正直不動産】フルコミの黒須にもつらさがあった!

黒須は、永瀬が務める会社で7社目でした。
黒須が言うには、渡り鳥みたいなもの。
乱暴な営業をしているので悪評がつくと、別の土地へ飛ぶ必要があります。
飛ぶのをやめてしまうと生きていけない。
そんなこともあって、極度の精神的苦痛から睡眠薬なしでは寝られない体に・・・。
さらに、フルコミで働く人は、会社から使い捨ての駒にしか思われていないのが現状。
フルコミのつらさを知った永瀬は、黒須の営業スタイルを否定してしまったことを謝るのでした。
【正直不動産」フルコミになった菅沼が起こしたタブーとは?

永瀬が3か月かけた交渉がようやく成約する日がきました。
ところが、売主から突然の連絡が入り売ることをやめてしまいます。
納得できない永瀬は、売主の自宅へ急いで向かうことに。
売主の理由を聞いても、買主への説得が出来ないと話します。
売主は、直接買主へ連絡を入れ、何事もなかったかのように納得させるのでした。
永瀬は、何かがおかしい・・・。
売主、買主の双方が納得している様子。
永瀬は契約することができず、困り果てます。
部長から応接室へくるよう呼ばれたのでした。
きっと、すごく怒られるんだと思い恐る恐る応接室へ向かう永瀬。
応接室には、菅沼も呼ばれることに。
部長は二人に色々と質問を投げかけます。

すると、「中抜き」が行われていたことが分かったのです。
中抜きとは、売主、買主、不動産営業者がグルになり、本来払うはずの手数料より低い金額を営業者へ払うことで双方が得する仕組み。
中抜きは、最もやってはいけないことだったのです。
結局、菅沼は中抜きを行っていました。
部長に土下座し謝りましたが、許してもらえるはずもありません。
一番許せるはずのない永瀬が驚きの行動に出て菅沼を助けたのです。
永瀬が新入社員だった頃に、菅沼から助けてもらった借りを返しました。
永瀬は捨て台詞で「利用価値があると見込んだから」と言います。
菅沼は、首にならずにすみました。
この後、菅沼はフルコミから元の一般社員へと戻りました。
【正直不動産】フルコミのまとめ
フルコミは、歩合給が高く自由に仕事ができる反面精神的な強さが必要です。
安易な気持ちでフルコミ契約してしまうと、菅沼のような社員が出てくるでしょう。
フルコミのメリット、デメリットを十分に理解した上で契約しましょう。
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