どうも、こんにちは。
海水魚、サンゴ飼育楽しんでますか?
飼育を始めている方、これから飼育をする方にとって水槽の濾過方式って気になりますよね。
特に、濾過方式で最強は「オーバーフロー水槽」だと思います。
しかし、オーバーフロー水槽って高いのは一番の悩みどころですよね。
・水槽に穴あけしたい
高いなら作っちゃえと思い、オーバーフロー水槽を自作することにしました。
今回は、オーバーフロー水槽の基本である水槽に穴あけを紹介しています。
水槽に穴?そんなの自分に出来ないよと思っている方、安心して下さい。
本記事を参考にして頂けたら、素人でもオーバーフロー水槽を自作で穴あけをすることが出来ます。
それでは、どうぞ。
オーバーフロー水槽の自作穴あけ方法
今回は、GEXの90cm水槽を使ってオーバーフロー水槽自作に必要な穴あけ方法を紹介していきたいと思います。
今回の水槽穴あけ方法を取得したら90cm以外の水槽にも可能ですので、色々なサイズでオーバーフロー水槽を自作することが可能となっています。
オーバーフロー水槽の自作穴あけ位置と径
水槽への穴あけ位置は、オーバーフロー水槽台の穴位置によって事なるかと思います。
市販で売られている水槽台の穴位置を確認すると、良く見かけるのが上記にあるように85mm位置になっていることが多いです。
なので、今回も上記図にある位置に穴あけを行っていきたいと思います。
ちなみに、
↓私が使っているオーバーフロー水槽台↓
オーバーフロー水槽台900mm
また、穴寸法は50mmで行います。
穴径を50mmで行う理由としては、塩ビ管40Aがちょうど良いサイズとなっているからです。
塩ビ管40Aが安く、扱いやすいサイズとなっています。
ちなみに、排水は塩ビ管40Aで水槽150cmまで可能となっています。
オーバーフロー水槽の自作穴あけ方法
それでは、さっそくオーバーフロー水槽自作をするため穴あけ作業を始めたいと思います。
作業を行うにあたっては、手袋、防護サングラスを付けて十分注意を払ってから行いましょう。
また、水槽への穴あけ作業は音が響きますので日中に行う事をお勧めします。
準備する道具
まずは、穴あけをする前に道具の確認です。
・ドリル位置決めガイド
・ドリルチャック
・ダイヤモンドホールソー
※ホルソーは10本組セットの金額となっています。
ホルソー(50mm)を単品で購入したかったのは、オーバーフロー水槽のストレートピストルを工作するために必要なホルソー(22mm)を使うためです。
また、単品をそれぞれで購入するよりセット組で購入した方が安かったこともあります。
(ホルソー10本組セット)

水槽にドリルガイド設置
水槽に穴あけする位置に合わせて、ドリルガイドを設置します。
ドリルガイドを使うことによって、素人でも簡単に水槽穴あけを可能としています。
ドリルガイドを探していると、いくつか種類がありましたがこちらの製品で問題なく穴あけすることが出来ました。
穴あけする裏側に写真にあるとおり、ガムテープ等を貼り付けます。
そうすることで、ガラスに穴が開いた時の補助代わりになります。おそらく、ガムテープを張らなくても水槽に穴あけすることは可能だと思いますが、念のために貼ることをお勧めします。
穴あけ作業中のガラスへの熱対策
どうしても、穴あけをしている時にホルソーとガラスの摩擦で熱が発生します。
上図にあるように、ホースを水槽にガムテープで貼り付け固定させます。
この辺りが、1人でやる時の知恵ですかね(笑)
少し、穴あけをする場所とホースの位置が離れていたので、ホースの固定する位置を調整しホルソー近くまで移動させました。
熱対策として水をかけながら行うことを絶対忘れずに。
水の量は、ちょろちょろ出るぐらいで構いません。
インパクトドライバにドリルチャックを装着!!
インパクトドライバにドリルチャックを装着させ、いよいよ水槽に穴あけを行っていきます。
ホルソーは、ドリルガイドにしっかりと固定させます。
コツとしては、上図にあるようにインパクトドライバが手を放しても、固定されている事です。
ただし、インパクトドライバの種類によっては重みがあるものもありますので、神経質になる必要はありません。
穴を開けるコツとしては、インパクトドライバを両手で支え押さえつけずゆっくりと削っていくことを意識しましょう。
また、厚みがあるガラス水槽なので水平に削らないと、割れてしまう恐れがあるので注意しましょう。
水平を意識して削るって難しくない?と思われる方いるかもしれませんが、安心して下さい。
ドリルガイドとホルソーが固定されているし、ゆっくり削っていけば失敗することはありません。
水槽に穴あけ完成!!
削っている時は、キンキン、ゴゴといった音がします。
気にせず、進めていくと上図にあるように水が白く濁り始めます。
この白く濁った水が出てくると、ガラス水槽の穴が開くサインとなっていますので、最後まで気を抜かずインパクトドライバを支えゆっくりと削りましょう。
無事、穴を開ける事が出来ました。
ガラス水槽に穴が開くときは、削っている時と少し異なった音がします。
今回は、90cm水槽で10mmの厚さに穴を開けるのに30分程掛かりました。
慣れてくると、もう少し早く開けることが出来るかもしれませんね。
バブルソケット40Aを付けてみる
試しに今回開けた穴に、バブルソケット40Aを付けてみました。
ばっちり、良い感じに仕上げることが出来ました。
これで、オーバーフロー水槽自作する際に一番の難関である穴あけ作業を終えることが出来ました。
めでたし、めでたし。
オーバーフロー水槽の自作穴あけ!まとめ
オーバーフロー水槽を自作するために穴あけ方法について、紹介してきました。
初めてのガラス水槽穴あけは、いかがでしたか?
思ったより簡単だった人、苦戦した人、色々いるかもしれませんね。
オーバーフロー水槽を自作で行うにあたって、この穴あけが一番の難関です。
なので、水槽への穴あけが出来る人は、他のパーツを容易く作ることが出来るでしょう。
海水魚、サンゴの飼育が一番の目的ではありますが、このようにオーバーフロー水槽に興味を持ち水槽設備に関して、色々勉強している内に生体にとって適した環境を用意してあげる事ができるはずです。
これからも、お互いマリンアクアリウムを楽しんで行きましょう。
参考までに
↓90cm水槽台オススメ↓
オーバーフロー水槽台900mm