小学校にタブレット1人1台配布されるようですね。
きっと子供達は、タブレットが1人1台使えると分かると嬉しいはずです。
小学校で使うタブレットの機種であったり、サイズがどんなものか気になりませんか?
基本的には、文部科学省が示している「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」に基づいて、自治体が用意することになっています。
ということは、自治体によって扱うタブレットの機種であったりサイズが異なることになります。
そこで、今回は小学校で使われるタブレットのサイズを紹介したいと思います。
それでは、どうぞ。
小学校で使うタブレットの普及率は?
自治体によっては既にお子さんが、自宅にタブレット端末を持ち帰っているところもあるかもしれません。
実際、小学校にタブレット端末が配布されているは、どのくらいの割合なのでしょうか?
(引用:GIGAスクール構想の実現に向けたICT環境整備の進捗状況について(速報値))
令和3年3月時点で、ほぼ納品を既に終えている状況となっています。ただし、一部自治体については令和3年4月以降、つまり令和3年1学期以降に納品することとなっています。
令和2年4月頃から新型コロナ感染対策による、緊急事宣言等で小学校の休校がありました。
今後このような休校にも対応出来るようにするため、オンライン学習が出来るようにインフラを急ピッチで進める必要があったに違いありません。
そのことから、GIGAスクール構想も前倒しされ進められています。
政府が示したいくつかの機器仕様書を元にタブレット端末等を用意するわけですから、自治体も戸惑いや混乱があったことでしょう。
小学校で使うタブレットの端末の種類は?
先程あったように、自治体によって小学校で扱うタブレットは異なります。
肝心のOSとサイズは、下記のとおりとなっているようです。
①MicroSoft Windows 10 Pro(11~13インチ望ましい)
②Google Chrome OS(11~13インチ望ましい)
③iPad OS(10.2~12.9インチ)
の3種類から選択することになっています。
・OSとは、Operation System(オペレーティング・システム)の略で、端末やアプリケーションを動かすための基本となるソフトウェアのこと。
「GIGAスクール構想実現に向けたICT環境整備調査」によると、端末OSのシェア率は上記の結果となっている。iPadOSとWindowsほぼ同シェアとなっているが、Chromeが大幅にシェア率を獲得していることが分かっている。
この調査では、Chromebookは人口密度の高い都市部で採用される傾向が高い。対して、WindowsPCは広く普及していることもあって地方部で採用される傾向となっている。また、iPadは低学年や特別支援学級等のキーボードレスで活用したい現場で採用されている。

それにしても、WinowsPCがipadと僅差ではあるが最下位となっていることに驚きです。
これまで、パソコンと言えば、WindowsPCが主流だったがGIGAスクール構想で扱われるタブレット端末はChromebookが圧倒的に高い。
GIGAスクール構想の標準仕様書では、端末1台4万5,000円以下で調達出来るようにスペックを調整している。
WindowsPCが4万5,000円で用意出来るのに対し、Chromebookは3万円台で納品する例もあるほど価格で勝っている。
また、Chromebookは「セキュリティ、スピード、シンプル、スマート、シェアビリティの5Sを備えている」点でWindowsに対抗している。
そのことから、Chromebookがシェア率が高い傾向になっている。
まとめ
小学校で扱われるタブレット端末のサイズ等について紹介してきました。
実際に授業や家庭学習でタブレットを扱って勉強が進められていくことでしょう。
生徒はもちろん、先生も新たな試みに対して困惑する場面もあるかと思います。
今後、教育現場がより良い環境になっていくことを願っています。